おばあさん - Grandmother??

日本では、独特な世界観がもちろんあります。それを意識せずには、外国人とコミュニケーションを取る時には困難することはあるでしょう。今回は、これを考えながら、日本語の「おばあさん」という語の「難しさ」を例としてあげたい。イギリスでは、自分の母や父の母を「grandmother」と言いますね。日本の場合は、「おばあさん」と言う。しかし、その語「おばあさん」には、英語の「grandmother」という語に含まれていない、独特な意味がある。例えば、自分の親戚じゃないのに、「おばあさん」と呼ばれる人はいるでしょう。

そういうのを考えると、「おばあさん」とは、自分の祖母というより、「年寄りの女の人」という意味になります。年寄りといっても、まだ曖昧な語ですね。具体的にいうと、「おばあさん」とは、「繁殖期年齢を超えている女の人」だ、という結論ができる。英語の「grandmother」には、そういうニュアンスはまったくありません。それは、自分の祖母をさす語に過ぎない。

日本社会では、「繁殖期年齢を超えている女の人」といったはっきりしたカテゴリーがあるわけですね。そのカテゴリーは、「おばあさん」属だ!

もう一つの面白い語は、「おばさん」ですね。三十歳を過ぎている女性達の中には、「おばさん」と呼ばれてもかまわない女の人がいるでしょうかね!英語で、自分の親戚の「おばさん」や「おじさん」を「aunt」「uncle」と言いますが、これはまた親戚をさす語に過ぎない。もっと広い意味の「おばさん」とは全然違う。

イギリスでも、「aunt」と呼ばれて嫌がる女の人もいるけれども、それは「女性に対する年齢差別」というより「堅苦しい呼び方」だからです。 この語を考えるとなぜか、日本で、イギリスより、女の人は年齢差別の被害者であるように思える。そんな事ないでしょうね。言葉だけじゃなくて、言い方や音色によって気持ちも込められるからでしょうね。

今回は、勝手に考えている事を書いてすみません!

Comments (2) to “おばあさん - Grandmother??”

  1. 確かに、日本では二通りの使い方をしますね。
    私は孫にとって「おばあさん」であることは確かなのですが、その言葉に抵抗があるのは、「年取った女性」を連想するからでしょうね。

    「年を取る」ということについて、日本ではnegativeに感じるのかなぁ。電車で席を譲るのにも気を遣います。人によっては席を譲られることでショックを受ける人もいるでしょうし。

    Benさんがもし電車の中で席を譲るとしたらどのような人に譲りますか? その判断はイギリスにいるときと日本では違ってきますか?

  2. 興味深い質問ですね。電車の中でどんな時に席を譲るかで、人の性格を判断出来るでしょうね!正直に答えてみます!
    私は、体に障害を持っている人にかならず席を譲る。同じく、体が虚弱である年寄り(男女平等的に)や妊娠している女性に席を譲る。ただし、年寄りという事だけでは、席を譲らないかな。それは、ある程度、年寄りの相手を弱いと見て労わる事で、向こうもイライラする恐れがあるからだ、と思います。
    最近は、電車の中で、席を全く譲らない人は結構増えているという感じがします。この間、目の見えない人が名古屋の地下鉄に乗って、「シルバーシート」に座っている男の人が無視をしたのを見ました。そうゆうのを考えると、やはり、席を譲ろうと心がけたいと思います。普通のイギリス人の考え方ではないかと思います。

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